2009年6月5日金曜日

タワーリング・インフェルノ



監督:ミック・ジャクソン

キャスト
ブルース・ウィリス
ハリソン・フォード


ポセイドン・アドベンチャー 」がリメイクされた。
パニック・ムービーですぐに思い出されるのは、「ポセイドン・アドベンチャー」の2年後に製作された大作「タワーリング・インフェルノ」だ。

同じ製作者による、エキストラの多くも「ポセイドン・アドベンチャー」に引き続いて出ているこの映画は、成功を収めたパニック・ムービーの二匹目のドジョウをねらって製作されたわけだが、オールスターキャストと前作で培ったテクニックを駆使して「ポセイドン・アドベンチャー」を超える大成功を収めた。



主演は、スティーブ・マックィーンとポール・ニューマン。他の出演者は、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ヴォーン、ロバート・ワグナー。

数々の名作に主演した役者がずらりと並ぶ。彼らの演技を見るだけでも価値がある。それぞれの役者が絡むエピソードの出来もいい。フレッド・アステアとジェニファー・ジョーンズのエピソードはそれだけでもひとつの映画ができそうだ。

メインのストーリーは、シンプルである。
世界で最も高いビルが建設され、その落成式パーティーの最中にビルの中で火災が起きる。火災した階(81階)よりも上で(135階)でそのパーティーは開かれていたため、人々は行き場を失う。なんとか現場までかけつけた消防士のオハラハン(スティーブ・マックィーン)とそのビルを設計したロバーツ(ポール・ニューマン)は生き残った人々を救出しようと試みるが・・・。

さて、この映画をリメイクの可能性はあるだろうか。

結論からいうと、かなり難しいと思う。

できれば見てみたいと思うのだが、9・11の同時多発テロが起きたあとでは、高層ビルの悲劇というテーマは、扱いづらいだろう。
アメリカ国内ではこの映画のテレビ放送も問題視されるのではないだろうか。

事実、この映画の原作となった"The Tower"と"The Glass Inferno"のふたつの小説は世界貿易センターが建設されたことにインスパイアされて執筆されている。(映画の題名の「タワーリング・インフェルノ」と火災を起こすビル「グラス・タワー」は、このふたつの小説の題名を混ぜ合わせてつけられている)

あのテロ被害の模様を見て、「タワーリング・インフェルノ」のシーンを思い出した人は多いと思う。

もちろん、悲劇の引き起こされた状況は大きく異なる。(「タワーリング・インフェルノ」では設計通りに配線工事が行われなかったため)

それでも、重なるイメージは多い。

いい作品だけに、新しい映像技術、キャストで見てみたいと思うが、もう少し年月が経たないと難しいだろう。残念である。









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スティーブ・マックィーンの仕事ぶりに憧れます。

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