2009年7月3日金曜日

インテンシティ



監督:ゲイリー・フレダー 音楽:クリストファー・ヤング

キャスト
ナタリー・ポートマン
マット・デイモン
ジェニファー・ラブ・ヒューイット


ディーン・クーンツの小説が原作である。
彼の作品はどれもおもしろいのだが、その中でも私はこの作品が一番好きだ。
いつも彼の作品を読みながら物語の構成がうまい作家だなあ、と感心するのだが、この小説は構成のうまさに加えテンポがよく、主人公の心理描写が巧みで、まるで自分も犯罪者に追われているような感覚を覚える。
超訳」にもなっているので読まれた方も多いかもしれない。



実はテレビ映画化されている。 そのときのキャストは、
監督:イヴ・シモノー 音楽:ジョージ・S.クリントン

キャスト
モリー・パーカー
ジョン・C.マクギンリー
トリ・ポール
ブレント・ステイト

私の知らない人たちばかりである。
有名ではないからいけないというわけではないが、もし劇場公開するならきっとキャストは違っていたはずだ。

小説界ではスティーブン・キングと並び評されることの多いクーンツだが、映像化された作品では圧倒的にキングに負けている。
「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」、「スタンド・バイ・ミー」など多くのヒット作があるスティーブン・キングに対し、数では同じくらい映像化されているクーンツの小説だが、そのほとんどはテレビ映画だ。
(余談になるが、ホラー小説の大家と呼ばれるキングだが、ヒットする映画はなぜかホラー以外の作品である)
クーンツの小説もやはり映画化されたものもあるが、どれも興行的には成功していない。(日本では未公開のものもいくつかある)

TV映画「インテンシティ/緊迫」は作品自体を見るとなかなかよいものだが、邦題が示すようにその「緊迫」したストーリーを2回にわけて3時間近くの映像にすることには少し無理がある。

もし映画化されるなら、監督には「コレクター」や「ニューオーリンズ・トライアル」でサスペンスの新しい旗手として脚光を浴びているゲイリー・フレダーにしてもらいたいものだ。

そしてヒロインのチャイナ(「超訳」ではなぜか「チーナ」!)には「コールドマウンテン」や「クローサー」ですっかり演技派女優に成長したナタリー・ポートマン。

そして偏執的で残忍な犯人役にはマット・デイモン。彼の知的で繊細なイメージを粉々に壊して演じてほしい。

いつか映画化されないかなあ。誰か50億円くらいのお金が余っている人、プロデュースしません?
by ブック・オーシャン









ビデオ「インテンシティ/緊迫」
なかなかテレビでは見ることができない作品です。
「超訳」インテンシティ
上下巻、あっという間に読めてしまいます。まさにジェットコースターノベル(?)

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